営業職であれ支援職であれ、全のコミュニケーションは”好かれる”ことから始まる。

アプワードビズコンサルツロゴ

対人緊張を抑えリラックスした態度で第一印象を良くするためのマッサージ

電話に出るのが怖い、人と会うのが苦手という人がいる。失敗に対する恐怖心から体がガチガチに緊張してしまい、行動に移せない状態になっている。このとき、上司から「怖がらないで、さっさと行動しろ!」と怒られても、怖いものは怖いままである。多くの場合は、場慣れすれば緊張しなくなり解消する問題ではあるが、時々拗らせてしまう人もいる。

人に対する緊張は、特に「ウムネ(腕の付け根)」や「モネ(モモのの付け根)」などに出る。従ってこれらの部分を良くマッサージしてあげると言葉が素直に出てくるようになり、うまく会話が進むようになる。

人との緊張を抑えるマッサージ

ウムネ

「脇を締める」という言葉がある。「油断せず気を引き締めて行動する」という意味の言葉であるが、これは防御の姿勢である。これは四つ足の動物でもそうで、他の動物に思わず出会ってしまい、バタッと立ち止まって警戒し相手の気配を探っている時、第一番に脇の筋肉を収縮させる。特に腕の付け根と胸の間の一点が緊張するので、この部分を野口体操の野口三千三氏はこのポイントを「ウムネ」と呼んでいる。ウデとムネの中間という意味である。
軽く握り拳を作って、ウムネに当て「アー」と言いながら強めにコリコリと擦ってみて、痛みを感じる人は対人緊張の強い人である。したがって、そのままコリコリとウムネが柔らかくなるようにマッサージを続けると対人緊張がほぐれてくる。また、ウムネを柔らかくしていると声も柔らかくなる。電話の声などに効果がはっきりと表れるだろう。
ちなみに人に対する警戒の逆は「甘え上手」である。例えば、女性が甘えて男性に身を寄せる時、ウムネから身を寄せる仕草となっている。ウムネが柔くてよく揺れる人は、甘え上手な人。ウムネは人に対する関係を如実に表すところである。

モネ

四つ足の動物の場合、ぱたっと止まるのは、前脚だけでなく後ろ足も同時に止まる。したがって、対人緊張は足の付け根をも硬くする。野口三千三氏は「ウムネ」と同様に太ももの付け根を腿の付け根という意味で「モネ」と名付けているが、人に対する警戒はモネを内に寄せるようにして縮こませる。だから“足が竦む”のであり、“足が釘付け”になるのである。人は自閉的になればなるほどモネを硬くしていく。この部分もコリコリとほぐしていくことで対人緊張はやわらげることができる。

壇中

格闘技系では中丹田と呼ばれ、チャクラではハートチャクラと呼ばれている部分で、いずれもコミュニケーションの要と言われている部分である。この部分が敏感になっていると人と人の距離をうまく取れないと言われている。 指先で軽く触れてみて、ピリピリとした時は敏感になりすぎている。指先でトントンと軽く叩いたり揉んだりすることで、この部分の緊張をやわらげる。壇中は風邪やアレルギー症状にも関連する部分であるのでこの部分を揉むことは健康にも良いと言われている。

ここでは相手に会う前のちょっとした時間でできるリラックス法をチョイスしている。この3点をマッサージするだけでも効果が高いが、ウムネの緊張から胸と肩との間や腕の背中側の付け根、さらには肩甲骨周りの筋肉も緊張しているので、時間に余裕があればそれらの部位のマッサージやストレッチ(※)も行うとさらに効果的である。また、ガチガチに緊張してしまい手先がうまく働かないという経験は誰しも持っているだろう。人との緊張だけでなく、あらゆる緊張をとるという意味で手や手首をマッサージするのはとても有効である。同時に肩や首回りも緊張している人が多いので、肩や首のコリを解消するツボも押すことも人との緊張をとる上で有効である。

※:肩や肩甲骨周りの筋肉を解すストレッチとして「通背」がとても効果的である。通背の基本は両手を広げたまま、肩甲骨と肩甲骨の間をギュッと縮める動作である。痛い人は腕を曲げたじょうたいで行っても良いし、両手を机に付けた状態でこの動作を行っても効果的である。そのほかに、腕を伸ばしたまま両手を背中側に回し、片方の親指をもう片方の手で掴んだ状態にし、そのまま両腕を上にあげるという動作も肩や肩甲骨周りの筋肉を解すのに効果的である。

◀︎ 前のページに戻る ◀︎   △ ページの先頭へ △